平成24年6月28日 練習会

午後7時、

まだ、いくらか明るさが残っている沖港の船待ち(船客待合所)の扉を開けると、

何かがいる。

ハラハラハラと目の前を、何かが飛んでいく。

照明をつけてみると、中央に置いてある2mほどの鉢植えのカポックの葉に

メジロのヒナがとまっていました。

昼間、待合所に入ってしまい、帰りそびれてしまったんでしょうね。
おかあさん、心配してるぞー。

 

さて、と、太鼓の準備をしようとしたら、内地のカミさんから電話。
夏の計画などを話していたら、いつも一番乗りの、役場のKH氏が来たので、

電話を終い、太鼓の準備。

 

YOU TUBEに、スウィッチ太鼓もアップされてたんだって。
誰が撮ったビデオだろう。
と、話していたら、政治師匠来場。
今日は、集まりが良くないので、師匠に昔の話を聞きました。
 
母島のくさや工場は、前の漁協組合長や、

M商店のオヤジさんのオヤジさんから誘われて始めたんだって。

漁協倉庫の辺りにあって、1日千枚も作れたんだって。

 

師匠が子供のころ、海ではあまり泳がせてもらえなかったんだって。
 「危ないからですか」

って聞いたら、

 「いつまでも帰ってこないで、家の手伝いをしないから」

なんだって。

で、焚き木拾いなんかの用事を言いつけられると、山に行って、

ついでに玉川ダムで泳いできちゃうんだって。

当時の玉川ダムは、今みたいにコンクリートの壁がなくて、山のまんまだったんだって。

という、楽しい、貴重な話を聞いていると、

駐在さんの子の、TSくん登場。
今日の彼の太鼓は、素晴らしかった。
返還祭で叩いて、一皮むけた。って感じ。

そのうち、観光客の女性3人組が通りかかると、TSくん、
 「えー、たいこ、たいこ、どうですか。」

と誘ってみる。

 「えーー。いいんですかあ。」

と体験太鼓の始まり。
時間は短かったんですが、3人ともとても満足して帰ってくれました。